夜空に瞬くミラーボール?、米宇宙ベンチャーが衛星打ち上げ

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太陽光を反射して夜空で点滅するという人工衛星「ヒューマニティー・スター」

太陽光を反射して夜空で点滅するという人工衛星「ヒューマニティー・スター」

(CNN) 夜空に見慣れない光が瞬いているのを見かけても、あわてることはない。それは恐らく米宇宙ベンチャー、ロケット・ラブが打ち上げたミラーボール型の人工衛星だろう。

「ヒューマニティー・スター」と名付けられたこの人工衛星は、21日にニュージーランドから打ち上げられた。

炭素繊維で作られ、65枚の反射パネルが太陽の光を反射して光る。高速で回転しているので、光がチカチカと点滅して見える。

地球の周りを90分に1周の速さで回っているが、9カ月後には降下し始めて重力で引き寄せられ、最終的には大気圏突入とともに燃え尽きる予定だという。

ロケット・ラブの創業者、ピーター・ベック氏は「世界のどこにいるか、自分の身の上に何が起きているかにかかわらず、だれでも夜空のヒューマニティー・スターを見ることができる」「見上げる人が皆その向こうに広がる宇宙まで思いをはせ、自分の人生や行動、人類にとって大切なものは何かという問題について、少しだけ違った考え方をしてくれるよう願っている」と語った。

ロケット・ラブの現在地は、専用のウェブサイト上で追跡できるようになっている。

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