まん丸アザラシや万歳カンガルー 愉快な動物のコメディー写真賞、最終候補作品発表
(CNN) 海岸を疾走するホバークラフトのようなハイイロアザラシ、手に持った尾を口ひげにしてすまし顔のサル、トンボと仲良しになって嬉しそうなカメ、元気いっぱいに両手を広げた「ジャズハンド」のカンガルーの赤ちゃん――。
野生動物の愉快な写真を集めた2023年「コメディー・ワイルドライフ・フォト・アワード」の最終選考に残った作品が発表された。一般投票も受け付けており、最も人気が高かった作品にはピープルズチョイス賞が授与される。抽選で500ポンド(約9万円)が当たるチャンスもある。
このコンテストは2015年、写真家のポール・ジェイソンヒックスさんとトム・サラムさんが創設したもので、野生生物保護に貢献する目的もある。今年は世界の野生生物保護を支援する英国の慈善団体をサポートしている。
審査員は英国のテレビ司会者ケイト・ハンブルさんや、著名野生生物写真家などが務める。
優勝作品や部門別の入賞作品は11月23日に発表予定。優勝者にはケニアのマサイマラを訪れる1週間のサファリ旅行などが贈呈される。
来年10月には、初のガイド付きコメディー・ワイルドライフ・サファリツアーがタンザニアで実施される。ガイドは同賞を創設したジェイソンヒックスさん、サラムさん、野生生物に詳しいハンブルさんが務める。8泊の旅行代金は2人部屋で1人1万1425ポンド(約200万円)。