NASA探査車、火星の岩石掘削に成功 試料採集の成否は確認中

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2回目の試料収集を行った際のドリルの穴がみられる/NASA/JPL-Caltech

2回目の試料収集を行った際のドリルの穴がみられる/NASA/JPL-Caltech

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーサビアランス」が2日、火星の岩石を掘削することに成功した。採集した試料はいずれ地球に持ち帰る予定だが、NASAは試験管を密封して探査車に格納する前に、試料が試験管に間違いなく入っていることを確認したい意向。

これまでに届いたデータや画像から判断すると、パーサビアランスが岩石を掘削して採集した試料は試験管の中に入っていると思われる。

パーサビアランスは最初の画像を撮影すると、ドリルビットと試験管を1秒間ずつ5回振動させ、試験管の外側に残った物質を除去した。

しかし次に撮影された写真は、太陽光の条件が悪かったために、結論が出せなかった。このためパーサビアランスが試料採集の次の段階に移る前に、良好な条件の下で再度の撮影を予定している。

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