着地に失敗して頭から地面に突っ込んだアホウドリ、ライブカメラが撮影 NZ

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着地に失敗し、頭から地面に突っ込むアホウドリが映った動画が話題となっている/@RoyalAlbatrossCam/Twitter

着地に失敗し、頭から地面に突っ込むアホウドリが映った動画が話題となっている/@RoyalAlbatrossCam/Twitter

(CNN) ニュージーランで着地に失敗して頭から地面に突っ込むアホウドリの動画がツイッターに投稿され、見る人の笑いを誘っている。

動画の主はニュージーランドに生息するキタシロアホウドリ。6日に南島ダニーデン近郊のタイアロアヘッドで撮影された。綿毛に覆われた生後6週間のひなの前に、成体のアホウドリが飛来して着地しようとする。

ところがこのアホウドリは着地に失敗して草原の中に頭から突っ込み、1回転して仰向けにひっくり返った状態で両足をバタつかせていた。やがて何事もなかったように起き上がると、歩いて画面から姿を消している。

一部始終を目撃したひなは、独り残って海を見つめていた。

ツイッターに投稿されて20万回以上も再生されたこの動画は、ニュージーランド環境保全省(DOC)と米コーネル大学鳥類学研究所が設置したライブストリーミングカメラで撮影された。

ライブカメラは2016年に設置され、鳥たちが飛来する様子をとらえている。

キタシロアホウドリは世界最大の海鳥で、両翼を広げると3メートル以上になる。DOCによれば、一般的には優雅な姿で知られるという。

DOCはタイアロアヘッド自然保護区で営巣するアホウドリにタグを付け、毎年繁殖シーズンの生態を観察している。

鳥類保護団体の専門家は「アホウドリは一般的に、海上の飛翔や『雄大な滑空』ができる素晴らしい仕組みを備えている」「しかし着地はあまり得意ではなく、この鳥は恐らく風を見誤ったか急な突風にあおられたのだろう」と解説する。

同地のアホウドリは、生息地の変化や気候変動、漁業などによって生存が脅かされている。

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