鳥が高層ビルに衝突か、推計1500羽死傷 米ペンシルベニア州

米ペンシルベニア州フィラデルフィア市内で一夜で推定最大1500羽の鳥が死傷する出来事があった/Bruce Bennett/Getty Images

米ペンシルベニア州フィラデルフィア市内で一夜で推定最大1500羽の鳥が死傷する出来事があった/Bruce Bennett/Getty Images

(CNN) 米ペンシルベニア州の鳥類保護団体は11日までに、同州フィラデルフィア市内で一夜で推定1000~1500羽の鳥が死傷する異例の事態が起きたと報告した。

秋に始まる渡り鳥の移動が最盛期を迎えており、悪天候にも襲われて市内の複数の高層ビルに衝突したと推測している。

異変は、死んだ鳥の遺骸を集め、その数を記録している同団体ボランティアの71歳の男性が早朝に発見。余りの多さに単独では処理出来ず、団体幹部にも応援を求めた。

他のボランティアも加わり死傷した鳥の数を計算し始め、400匹までは確認。ただ、1日だけで調べられるビルの数にも限りがあり、400匹は死んだ鳥の3分の1程度とし推測し、最終的な数字は1000~1500匹に達し得ると計算した。

団体幹部はCNNの取材に、フィラデルフィア市は大量の渡り鳥の移動径路沿いに位置していると説明。多くの雲や降雨に加え、近くのビルなどが発する明るい光に惑わされ、進路の感覚が狂ったのではないかとも見ている。

これらの鳥の種類はムシクイ、ツグミ、モズモドキやスズメなどだった。回収した遺骸は研究目的用に自然科学アカデミーに引き渡す予定。

米国内では毎年、最多で10億羽の鳥がビルに衝突して死んでいる。団体幹部によると、19世紀以降に目立ち始めた現象だという。鳥が大量に死んだ今回のような事例は昨年秋、ノースカロライナ州シャーロットのビルでも起きていた。

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