スペースXの補給船ドラゴンがISS到着、AIロボ2号も積載

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AIロボット「CIMON」、宇宙ステーションに到着

(CNN) 米宇宙ベンチャー、スペースXの補給船「ドラゴン」が8日、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。補給物資や実験資材に加え、AI(人工知能)ロボット「CIMON(サイモン)」の第2世代版を積載している。

ドラゴンを載せた同社のロケット「ファルコン9」は、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から現地時間の5日に打ち上げられた。

約2.6トンの積載物には、無重力に近い状態で大麦を発芽させ麦芽をつくる実験や、宇宙空間での火の動きを調べる実験などの資材が含まれている。

宇宙滞在中の骨や筋肉の衰えを防ぐ研究に使うため、遺伝子操作マウスも送り込まれた。

CIMONは宇宙飛行士との意思疎通が可能な球形ロボットで、仏エアバスと独航空宇宙センターが米IBMのAI技術を使って開発。第1世代の機種が昨年、ISSに届けられていた。

スペースXによるISSへの補給ミッションは19回目。同社は2024年までこれを継続する契約になっているほか、ISS滞在クルーの交代ミッションに向けて有人宇宙船「クルードラゴン」の開発を進めている。

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