トランプ大統領の批判本、図書館で「行方不明」に 米アイダホ州

トランプ米大統領を批判した内容の書籍などが「行方不明」になる出来事が起きている/ANDREW CABALLERO-REYNOLDS/AFP/Getty Images

トランプ米大統領を批判した内容の書籍などが「行方不明」になる出来事が起きている/ANDREW CABALLERO-REYNOLDS/AFP/Getty Images

(CNN) 米アイダホ州カーダレーンにある公立図書館で、トランプ米大統領を批判した内容の書籍や性的少数者を題材にした書籍などが「行方不明」になる出来事が起きている。誰かが、こうした書籍が読まれるのを阻止しようとしているためだという。

図書館長のベッテ・アモン氏によれば、トランプ大統領に批判的な書籍をはじめ、性的少数者や人権、移民、婦人参政権を扱った本の行方が約3500平方メートルの建物内で分からなくなっている。

これまでのところ、約20冊の本の行方が分からなくなった。複数回、分からなくなったものもあるという。例えば、銃の権利に関する本は、フィクションの「O」のセクションの棚の一番下にたくさんの本の後ろに置かれていた。そのセクションは人がほとんど来ない角にあるという。

こうした出来事にスタッフが気づき始めたのは昨年の夏ごろで、貸し出しの予約がされた本があるべき場所になかった。

さらに本を隠したとする人物からのカードも出てきた。そこには「わたしは我々の大統領を攻撃する本がたくさんあることに気が付いた。わたしは若者らの手からこのプロパガンダを遠ざけ続けるため、わたしの発見した最も目立たない場所にこうした本を隠し続ける」などと書かれていた。

図書館ではウェブカメラを設置するなどしたが実行した人物を見つけられずにいる。警察もこの問題を認識しており、実行した人物が判明すれば不法侵入に問われる可能性もあるという。

ただ、アモン氏は、本を隠したとしても代わりの本を買うことになるため、実行者の目的は果たされないと指摘する。

スポーツライターのリック・ライリー氏が、トランプ大統領はゴルフのプレー中に繰り返しいんちきをするなどと記載した書籍は複数回、行方がわからなくなっているという。ライリー氏はツイッターへの投稿で月内にも図書館を訪れ、この本を10冊持ち込むと宣言している。

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