体重11.8トンの恐竜、南アで化石発見 世界最大の陸生生物

Viktor Radermacher/University of the Witwatersrand

Viktor Radermacher/University of the Witwatersrand

(CNN) 今から2億年前のジュラ紀初期に生息していた新種の恐竜の化石が、南アフリカで発見された。大型草食恐竜ブロントサウルスの仲間で、体重はおよそ11.8トンと、アフリカゾウの約2倍。南アフリカのウィットウォータースランド大学の研究チームが27日、生物学会誌カレントバイオロジーに発表した。

新種の恐竜は世界最大の陸生生物だったと推定され、その巨大さと、竜脚類の恐竜の起源に出現した系統に属することから、南ア先住民の言葉で「夜明けの巨大な雷鳴」を意味する「Ledumahadi Mafube」と命名された。

化石は2012年に発見され、発掘調査を進めた結果、推定14歳くらいだったと思われる成体の化石が出土した。ブロントサウルスなど四足歩行の草食恐竜、竜脚類の仲間で、ブロントサウルスよりも早い時期に、別の進化をたどったと推定されている。

竜脚類は二足歩行の祖先から進化した恐竜で、Ledumahadiはその移行期に当たるジュラ紀初期に出現。研究チームでは、四足歩行だったか二足歩行だったかを調べるため、恐竜や動物や爬虫類のデータを集めて出土した化石のデータと比較し、四足歩行だったと判断した。

この恐竜は、同じ時期に現在のアルゼンチンに生息していた巨大恐竜に近い種類だったことも分かった。これは、ジュラ紀初期には現在の全大陸が1つにまとまった超大陸「パンゲア」が存在していたという説の裏付けにもなると研究者は解説し、「当時の恐竜はヨハネスブルクからブエノスアイレスまで簡単に歩いて行くことができたはず」と話している。

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