エジプトで3500年前の墓発見、内部にミイラ 職人夫婦か

2017.09.10 Sun posted at 11:52 JST

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ルクソール(CNN) エジプト当局は9日、同国南部ルクソール近郊で新たに3500年前の墓とミイラが見つかったと発表した。CNNは同日、報道機関として最初に内部の取材を許可された。

同国の考古省によると、墓はルクソールに近い古代エジプトの埋葬地、ドゥラ・アブ・アル・ナーガの埋葬地で見つかり、ミイラや石棺、彫像、つぼなどが出土した。

エジプトの発掘チームによると、埋葬されているのは第18王朝の金細工職人アメンエムハトと妻のアメンホテプとみられる。

入り口を入ると正方形の部屋があり、壁面のくぼみに夫婦の彫像がある。2人の足元には息子とみられる子どもの姿もある。

墓は第21~22王朝時代にも再利用されたとみられる。埋葬室は2つあり、一方から職人夫婦のミイラや石棺、木製の埋葬用マスク、もう一方からは女性と成人した息子2人のミイラなどが見つかった。

専門家らは、これらのミイラを分析することで当該の死者のかかっていた病気や生前の様子などを知るヒントが得られるとの見方を示した。

墓からはさらに、行政官4人の葬送に使われたとみられる円錐(えんすい)形の遺物(葬送用コーン)も見つかった。この4人の埋葬地は不明で、今後さらに新たな墓の発見につながる可能性もある。

今回の墓も今年4月、同じ地域で見つかった3500年前の裁判官の墓が手掛かりになって発見されたという。

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