皆既日食用の観測眼鏡、偽物に注意 米天文学会が呼び掛け

2017.08.07 Mon posted at 13:21 JST

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ニューヨーク(CNNMoney) 全米各地で21日に見られる皆既日食に向けてさまざまな観測用機器が発売される中、米天文協会(AAS)はこのほど、巧妙に作られた偽物が出回っているとして消費者に注意を呼び掛けた。

日食観測で太陽を直接見ると目を傷つけ、永続的な視力低下につながる恐れもあるため、専用の眼鏡などが必要とされる。

AASは先週、オンラインで販売されている危険な「日食観測機器」に関する勧告を更新した。

それによると、国際規格を示す国際標準化機構(ISO)のロゴが付いている商品でも注意が必要だという。遮光性能が基準に達していない機器に、偽のロゴやラベルを付けて販売しているケースがあるからだ。

一部の業者はウェブサイト上に偽のテスト結果まで表示していると、AASは指摘する。

AASは信頼できる販売業者や、基準を満たしたメーカーの商品を置いている小売チェーンのリストを公開している。大半の機器は2~3ドルで購入できる。

偽装を見抜くコツとしては、「太陽以外の明るい光が見えるようではいけない」と指摘している。AASによれば、手持ちのサングラスはたとえ非常に濃いレンズでも太陽を直接見るには危険。溶接マスクで代用する場合は12~14の遮光度が必要だが、簡単には入手できないという。

米本土で皆既日食が見られるのは38年ぶり。米西海岸のオレゴン州から東海岸のサウスカロライナ州まで12の州で観測可能とされ、多くの人出が予想される。

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