仕事中毒になっている? 大人のADHDとの関係

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従来ADHDは、子どもや思春期の年代に特有のものと考えられてきた

従来ADHDは、子どもや思春期の年代に特有のものと考えられてきた

不安感やうつ病との関連も指摘されている。ワーカホリックの人の約3分の1が不安にさいなまれる経験をしているほか、その8.9%はうつ病の診断基準を満たしている。

今回の研究では、依存症が飲酒やギャンブルのような行動だけに限られるものではないことが浮き彫りになった。ただ、あくまでノルウェーの人口の一部をサンプルとした研究であり、因果関係には言及していないことに注意が必要だ。

アンドレアッセン氏は今回の研究について、一定時点における断面図を切り取ったものであり、長期的な効果までは測定していないと強調。因果関係に関しては言及できないとしている。

またADHDの人については、非凡な才能に恵まれる場合もあり、仕事を極端な形で追求する傾向にあると指摘する。歴史上ではビジネスリーダーや芸術家などにこの種の傾向が見いだされるという。

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