裸姿の勤務写真を続々と投稿、大統領演説受け ベラルーシ
(CNN) 欧州で最後の独裁者とも評されるルカシェンコ大統領が統治するベラルーシでこのほど大統領演説を受け企業従業員らが裸姿となって職場で働く姿を自撮りなどし、ソーシャルメディア上に次々と投稿する騒ぎがあった。
同大統領が議会で演説した際に、ロシア語で発音が似ている「脱衣」と「自己開発」の言葉を発したことを受けた珍事。素っ裸の写真を送った従業員らはこの言葉の聞き間違いを理由にして今回の突飛な行動に打って出た可能性がある。
ルカシェンコ大統領は首都ミンスクでの演説で、過去数十年間で最悪とする経済苦境を克服するため技術革新などの重要性を強調していた。
ベラルーシでの今回の「全裸就業運動」は海外でも反響を呼び、同国に近いバルト海諸国でも同様の行動に踏み切る行動がソーシャルメディアで伝えられた。