友人の数、25歳をピークに減少 社交関係に変化
研究チームによると、25歳を境に連絡相手が減るのは、自分にとってどの相手が大切なのかを見極めて、その相手との関係をつなぎとめることに力を入れる一方で、価値が低いと判断した相手との関係は薄れる傾向にあるためだという。
この年齢は結婚して家族が増えていく時期とも重なり、特に女性でその傾向が強い。オックスフォード大学の研究者は、「自分にふさわしい相手を見付ければ、見境なく交流する必要性は薄れ、そうした相手のために時間を使うようになる」「誰でもいいという状態ではなくなる」と解説している。
30代後半になると、男性は友人が減るペースが加速する。39歳の男性が電話する相手は月間平均12人、女性は15人だった。