「武蔵」残骸の映像、ネットで生中継

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1944年に撮影された戦艦武蔵=GOVERNMENT OF JAPAN/WIKIMEDIA COMMONS提供

1944年に撮影された戦艦武蔵=GOVERNMENT OF JAPAN/WIKIMEDIA COMMONS提供

(CNN) フィリピンの海底で「戦艦武蔵の発見」を公表した米マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏は12日までに、武蔵とされる船体の残骸を撮影した映像をフィリピン時間の13日午前9時(日本時間同10時)からインターネットで生中継する計画を明らかにした。

発見に用いた無人の潜航艇が深さ約1キロの海中でとらえた、船首や船尾、艦橋の司令塔などの部分の映像を提供する。

アレン氏は先週、ツイッターで紋章が付いた船首の他、漢字で「主弁取手」「開」と書かれたバルブなどの写真を公表していた。

旧日本帝国海軍の歴史や戦史に詳しい広島県呉市の「海事歴史科学館」の戸高一成館長は、アレン氏提供の写真などを分析し、武蔵の残骸とみられると指摘。ただ、最終的な判断には船体全体の画像が必要とも述べていた。

同氏はCNNの取材に、発見の海域や深さからみて武蔵であることは「90%」間違いないと語っていた。アレン氏の捜索チームは海事歴史科学館と接触を保ち、沈没した可能性がある海域の特定などについて情報交換していたという。

チームの捜索作業は8年以上続いていた。船体はフィリピン中部シブヤン海の深さ約1000メートルの海底に沈んでいた。

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