自分らしい生き方を 「セーラー服おじさん」のメッセージ

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一緒に写真を撮ってほしいとひっきりなしに声がかかる

一緒に写真を撮ってほしいとひっきりなしに声がかかる

「日本では社会に合わせることがすべて。みんな息が詰まっている」――インタビューに応じる小林さんの写真を撮ろうと、周りに人だかりができる。

保守的な日本の中でも個性豊かな街、原宿。近くの代々木公園はコスプレのメッカだ。しかしここでもセーラー服おじさんは目立つ。渋谷の交差点から徒歩15分の道のりも、小林さんは会う人ごとに「一緒に写真を」と声をかけられるので2時間もかかってしまった、と笑う。

秋葉原で小林さんを見かけたという米国人旅行者は「とてもくつろいだ、満ち足りた表情で、人生をありのままに受け止めている感じが印象的だった」と話す。

そんなユニークな生き方に注目したのが、大学受験予備校の早稲田塾だ。小林さんは最近、ここで特別公開授業の講師を務めた。公立学校では依然として「出る杭は打たれる」という風潮が根強いなか、教育現場にセーラー服おじさんを招いたのは大きな一歩といえるだろう。

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