厚紙だけで作った飛行機模型 エンジンも座席も超精密

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残るは翼の部分=ルカ・ラコニスチュワートさん提供

残るは翼の部分=ルカ・ラコニスチュワートさん提供

エコノミークラスの座席ひとつを取っても、紙を切り、折って、のり付けするのに20分間ずつかかる。ビジネスクラスの座席にはひとつ当たり最大6時間、ファーストクラスには8時間。翼に付けるエンジンのファンは設計から完成までに半年近くかかった。

当初は資料もなく、写真から設計図を起こす作業に苦心した。その後、整備士向けに書かれたマニュアルを入手して、部品の情報などを得ることができたという。

残るは翼の部分だけ。今夏には全体を完成させたいというが、最終段階も決して簡単な作業ではないだろう。

モデルにジェット機を選んだのは航空ファンだからという理由だけでなく、美しい流線形に魅力を感じたからでもあるという。

ただ、今後また制作に取り組みたいかという質問には「作業が楽しくないわけではないが、孤独やいら立ちを感じることもある」と、否定的な答えが返ってきた。「今度は何かもっと普通のことがしたい」というのが本音のようだ。

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