小惑星キャッチの予算計上、1億500万ドル 米NASA

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は10日、地球に接近してくる小惑星をキャッチする計画や、2017年までに有人宇宙飛行を再開する計画の予算が2014年度の予算教書に計上されたと発表した。

オバマ政権が議会に提出した予算教書でNASAに割り当てられた予算は約177億ドル(約1兆7600億円)と、前年の179億ドルから1%程度の減少にとどまった。

このうち小惑星の研究には1億500万ドルが割り当てられた。この中には小惑星が地球に衝突するリスクを低減するための研究費と、小型の小惑星を見つけてキャッチし、方向を変えさせてサンプルを採取するプロジェクトの予算が含まれる。小惑星は無人宇宙船でつかまえて月周辺の軌道に送り込み、宇宙飛行士が調査する。

これとは別に、地球付近の小惑星の研究には現在の倍に当たる200億ドルが計上された。NASAのボールデン長官はこの目的について、探査に適した小惑星を探すだけでなく、「地球を守る」ことにもあると話している。

小惑星に対する不安は今年2月に一気に高まった。直径45メートルほどの小惑星が地球の約2万9000キロ上空を通過。同じ日に直径14メートルほどの隕石(いんせき)が大気圏に突入してロシア南西部上空で爆発し、推定1200人が負傷した。

有人宇宙飛行については、民間企業を通じて2017年までに米国の有人宇宙飛行を再開する計画に8億2200万ドルの予算を要求。ボールデン長官は、これは最低限の予算であり、少しでも削減されれば計画に遅れが出ると牽制(けんせい)した。

有人宇宙飛行についてオバマ政権はこれまで、小惑星の有人探査を2025年までに、火星の有人探査を2030年までに実現させることを目指すと表明していた。

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