豊胸手術でコカイン隠して入国した女逮捕、摘出して判明 スペイン

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押収されたコカイン入りの袋=スペイン内務省提供

押収されたコカイン入りの袋=スペイン内務省提供

(CNN) スペイン・バルセロナの空港で、豊胸手術で埋め込んだ袋の中にコカインを隠して持ち込もうとした女が14日までに逮捕された。スペインの当局が明らかにした。不審に思った捜査員が病院で摘出手術を受けさせ、コカインを発見したという。

女はパナマ国籍で、麻薬の不法取引が横行するコロンビアの首都ボゴタからの便で、バルセロナのプラット空港に到着した。スペイン内務省によると、渡航目的についての質問に対してあいまいにしか答えられなかったため、係員が不審に思い、女性係員が身体検査をしたところ、胸の下に巻いた包帯に血が付いているのを発見。包帯は傷口を覆っていて、胸部に「白い異物」が隠されていたという。

女は豊胸手術を受けたばかりでまだ傷口がふさがっていないと説明したが、警察は信用せず、女を病院に連行した。摘出手術を受けさせた結果、両方の胸に埋め込まれた袋から、計約1.4キロ分のコカインの粉末が見つかり、女は逮捕された。

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