南極の氷河下に眠る湖を探索、地球外生命体の手がかりにも期待 英チーム

NASAの探査機カッシーニが捉えた土星の衛星タイタンの画像=NASA/JPL/USGS提供

NASAの探査機カッシーニが捉えた土星の衛星タイタンの画像=NASA/JPL/USGS提供

また、可能性は低いものの、湖に生命が一切存在しないこともあり得る。そうなれば、地球上で水のある所には生命があるという定説を覆すことになり、科学的な興味は深まる。

プロジェクトは英ブリストル大学のシーガート氏が16年がかりで構想を温めてきた。目標は、「考えられる限り最も極端な場所での生命と水との関係を探る」ことだと同氏は話す。

氷河の底に閉じ込められた水は、大気から隔絶され、完全な闇の中にあり、強い圧力がかかっている。氷河によって、地球上の液体の流れや大気の流れとも隔てられている。湖底の堆積物を調べれば、地球の気候変動についての情報を得られるかもしれない。

エルスワース湖の名は、シーガート氏が米国の探検家リンカーン・エルスワース氏にちなんで2004年に命名した。湖を探索する構想は1996年からあったが、地下の湖の水を汚染することなく氷床を掘削できる技術の開発にこれまでかかったという。

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