メルセデス・ベンツの工場で銃撃、2人死亡 独南部

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ドイツ南部にあるメルセデス・ベンツの工場で銃撃があり、2人が死亡した/Julian Rettig/AP

ドイツ南部にあるメルセデス・ベンツの工場で銃撃があり、2人が死亡した/Julian Rettig/AP

ベルリン/ロンドン(CNN) ドイツ南部のジンデルフィンゲンにある自動車メーカー大手メルセデス・ベンツの工場で11日、銃撃が発生し、2人が死亡した。警察と同社が明らかにした。

警察がツイッターで投稿したところによると、銃撃犯の53歳の男は既に逮捕され、工場の従業員への危険はなくなった。事件は「銃乱射」ではなかったとしている。

被害者の1人は現場で重傷を負い、病院で死亡したと、警察は付け加えた。他に負傷者は出ていないという。

メルセデス・ベンツによると、被害者と銃撃犯はどちらも外部のサービス業者の従業員だった。

事件は現地時間の午前7時45分前後に発生。警察は現在も動機を捜査している。

警察の声明によれば、銃撃犯は工場のホールに入って2人に発砲した。その後警備員が取り押さえて警察に引き渡したという。逮捕の際は無抵抗だった。

メルセデス・ベンツは声明を出し、事件の影響が及んだ工場の一部では今週末まで稼働を停止するとした。それ以外の箇所は「予定通り」稼働し続けるという。

同社のウェブサイトによれば1915年に創設された同工場は、メルセデス・ベンツの工場として最も長い歴史を持ち、現在3万5000人の従業員が働いている。

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