FRB、政策金利と金融政策を維持 正常復帰まで長い道のり

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長/Federal Reserve

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長/Federal Reserve

ニューヨーク(CNN Business) 米連邦準備制度理事会(FRB)は28日、政策金利の据え置きと金融政策の維持を決めた。景気回復がまだ不完全であることを理由に挙げている。

FRBは声明で、「経済の道筋は引き続き新型コロナウイルスの動向に左右される」と説明。ワクチン接種がウイルスやその経済への影響を抑える助けになっているものの、経済の先行きへのリスクは依然残るとの見方を示した。

パウエルFRB議長は警戒感をあおることはなかったが、新たな変異株については懸念を示さざるを得なかった。

パウエル氏は記者会見で、「より強力な変異株が次から次へと出現しないという理由はない」と指摘。確かなことは分からないと前置きしつつ、こうした展開があり得るのは間違いないと述べた。

一方で、「ワクチン接種の進展に伴い、われわれは元の経済活動に戻ることができる」とも言い添えた。

パウエル氏は、デルタ株によって新たなロックダウン(都市封鎖)が起きる可能性は低いとしつつ、「学区の再開が1~2カ月遅れる事態は想定しうる」と説明。失業率についても、元の状態に戻るまでに時間がかかる可能性があると指摘した。

FRBは現在、米国債を月800億ドル(約8兆7000億円)分、住宅ローン担保証券を月400億ドル分購入している。

この政策の導入以来、経済は大きな前進を遂げているとFRBは指摘。声明で「今後の会合で引き続き進展を評価していく」と述べ、資産購入を縮小する用意ができつつあることを示唆した。

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