米モルガン・スタンレー、NY市でオフィスへの出勤求める 9月から

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米投資銀行大手モルガン・スタンレーの本社=4月13日、米ニューヨーク/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

米投資銀行大手モルガン・スタンレーの本社=4月13日、米ニューヨーク/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米投資銀行大手のモルガン・スタンレーは17日までに、コロナ禍で実施していた在宅勤務の体制を見直し、ニューヨークのオフィスで働く従業員に対して、今秋から出勤を求める方針を明らかにした。

同社の会長兼最高経営責任者(CEO)のジェームズ・ゴーマン氏が、14日に開かれた年次会合で言及した。新型コロナウイルスのワクチン接種拡大により、生活が徐々に通常の状態へ戻りつつある中、ニューヨーク勤務の同社従業員もオフィスへの出勤を再開するときだと述べた。

「ニューヨーク市内のレストランに行けるのなら、オフィスにも出勤できる。従業員にはオフィスにいてほしい」(ゴーマン氏)

ゴーマン氏によれば、すでに従業員の多くはタイムズスクエアにある本社へ週2~3日の頻度で出勤しているが、9月初旬までにはオフィス勤務が常態化する見通しだという。9月以降、ニューヨーク以外の場所からの勤務を継続する場合は当該の従業員の給与体系を見直す考えも示唆した。

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