米自動車販売に復活の兆し、コロナ前の水準には戻らず

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景気の先行きの不透明さも自動車販売の重しなりそうだ/Angus Mordant/Bloomberg/Getty Images

景気の先行きの不透明さも自動車販売の重しなりそうだ/Angus Mordant/Bloomberg/Getty Images

車に対する需要が一部の消費者で再び強まっても、多くのブランドにとってレンタカー会社に対する「フリート販売」の大幅な減少を克服するのは難しそうだ。フリート販売はだいたい自動車販売の約10%を占めるが、空の旅の影響でレンタカー需要も落ち込み、レンタカー会社に対する販売はほとんどなくなっている。

景気の動向も不透明なほか、大統領選や新型コロナウイルスが引き続き自動車販売にとって重しとなりそうだ。

専門家によれば、2020年の米国の新車販売台数は約1400万台と2019年の1700万台から減少する見通し。1700万台の水準にすぐに戻ることもなさそうだという。

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