スカンジナビア航空、パイロットのストで欠航続く

スカンジナビア航空のパイロットがストに入り、多くの乗客が足止めを強いられている/OLE BERG-RUSTEN/AFP/Getty Images

スカンジナビア航空のパイロットがストに入り、多くの乗客が足止めを強いられている/OLE BERG-RUSTEN/AFP/Getty Images

ロンドン(CNN Business) スカンジナビア航空のパイロット組合が賃金交渉の決裂で26日からストライキに入り、長引く欠航で多くの乗客に影響が出ている。

スカンジナビア航空では提携会社の運航便を除く約7割の便が欠航となり、これまで約28万人が影響を受けた。

ロイター通信によると、29日から30日にかけての欠航は計1200便以上。29日は667便、30日は546便が欠航、旅客数はそれぞれ6万1000人、4万9000人に上るという。

同航空は無料の日程変更や全額返金に応じているが、足止めされた乗客からは「コールセンターに電話が通じない」などの苦情が寄せられている。

スカンジナビア航空はスウェーデンとデンマークの政府が共同出資する航空会社。組合側は賃金の引き上げや労働時間制度の改善を求めている。

これに対して経営側は、パイロットがすでに月額平均9万3000クローネ(約110万円)の高収入を得ながら、13%という大幅な賃上げを要求していると批判。組合との交渉を再開する用意はあるが、要求に応じることはできないとの立場を示している。

アナリストによれば、ストによる損失は1日当たり6000万~8000万クローネに達し、2週間で同航空の年間の純利益が消滅する計算だという。

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