人種別の収入格差、アジア系が10倍超と最大 米調査

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議会は1990年になってより高度の技能を持つ移民流入を促す移民関連法を成立させた。これ以降、ハイテク技術関連産業の隆盛と共にインドや中国などの高学歴のアジア系住民が米国へ目指すようになった。これらの移民層がアジア系世帯の所得の中間値を他の人種を上回る最高水準に押し上げる原動力ともなった。

ただ、この移民層の出現はアジア系社会の中で学歴や収入水準でさまざまな差異を引き起こすことにもなった。

例えばインド系成人の72%は学士号を保持しているが、ブータン系の場合はわずか9%となっている。インド系の収入の中間値は10万ドルだが、ミャンマー系は3万6000ドルとなっている。

上位10%と下位10%の格差はアジア系が10・7倍
上位10%と下位10%の格差はアジア系が10・7倍

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