世界最大の「仮想発電所」構築へ、米テスラが協力 豪南部

2018.02.07 Wed posted at 16:14 JST

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香港(CNNMoney) 南オーストラリア州は7日までに、米テスラと協力して世界最大級の「仮想発電所」を構築する計画を発表した。州内の少なくとも5万世帯に太陽光パネルを設置し、全体を統合して電力を供給する。

仮想発電所は、小規模な発電設備をまとめて一つの発電所のように使う試み。同州のウェザリル首相が5日、ツイッターを通して発表したところによると、すでに6500世帯以上が参加の意向を示している。

参加世帯は自宅の電気料を安く抑えながら地域に電力を提供することができる。パネル設置費用は発電した電気を売る収入分でまかなうことができるため、支払う必要がないという。

事業は4年計画。計3200万豪ドル(約27億円)の資金源は、政府の助成金や州の技術振興基金だ。

各世帯の太陽光パネルと蓄電池のデータを常時監視して、安定した電力供給を図る。停電や電力不足に悩む南オーストラリア州にとって、安定供給は最大の課題だ。

同州では2016年末に主要な送電設備が嵐で損傷し、州の大半が停電に見舞われた。昨年2月には猛暑で需要が限界を超え、大規模な停電が起きた。

テスラは昨年11月、同州に世界最大のリチウムイオンバッテリーを設置したと発表して注目を集めていた。

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