人目を引きつつ環境にも配慮 クールな電動バイクの世界

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オランダ人デザイナー、ロナルド・メイス氏が手がけた「モーターマン」=Mejis Motorman

オランダ人デザイナー、ロナルド・メイス氏が手がけた「モーターマン」=Mejis Motorman

ライトライダーは6キロワットの電気モーターを搭載し、最高時速は80キロ。総重量は35キロで、従来の方法で製造されたバイクより30%軽いという。

ただ50台限定生産ということもあり、価格は1台5万ユーロ(約570万円)と高めだ。

MoMAからモーターマンへ

オランダ人デザイナー、ロナルド・メイス氏は、プロダクトデザイナーとして20年以上のキャリアを持ち、同氏の作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)にも展示されている。

そのメイス氏が電動モペッド「モーターマン」の製作を始めたのは5年前のことだ。メイス氏の目標は、都市の大気汚染問題を解決する「シンプルで、可能な限り現実的な物」を作ること。その結果誕生したのが重量45キロ、最高時速45キロ、航続距離50~65キロのモーターマンだ。

メイス氏は「デザインに関して最も満足しているのは、その透明性」とし、「まさに見た目通りの製品で、隠れた構造やトランスミッションは一切なく、中がすべて見える」と語る。

ただ、「今のところ完全な手作りで、組み立てに約2日間かかる」という。

価格は5950ユーロ(約68万円)。メイス氏はこれまでに欧州で約200台を販売し、年内に米国での発売を予定している。

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