1日6時間労働で効率アップ スウェーデンで普及の兆し

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従業員の中には労働時間の短縮より柔軟な勤務形態を希望する声も

従業員の中には労働時間の短縮より柔軟な勤務形態を希望する声も

首都ストックホルムにあるアプリ開発会社のCEOは米ビジネス誌「ファスト・カンパニー」とのインタビューで、「8時間労働というのは一般に考えられているほど効率的ではない。8時間ひとつの仕事に集中し続けるのは大変なので、ちょっとほかのことをしたり休憩したりしてしのぐことになるし、私生活の調整にも苦労する」と述べた。

短時間で仕事を片付けようとすれば、従業員はフェイスブックをチェックするといった私用を控えるようになるし、不必要な会議もなくなると、同CEOは指摘する。

ただスウェーデンの英字紙「ザ・ローカル」によれば、時間短縮に踏み切った企業は同国内でもまだ少数派にとどまり、大半の企業では1日8時間、週40時間の労働時間が一般的だという。

米企業の労働時間は週平均約47時間。従業員らの間では時間の短縮ではなく、より柔軟な勤務形態を希望する声が強いようだ。

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