トルコで開通の大陸間横断鉄道、初日からトラブル続出

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海底トンネル開通式の様子

(CNN) トルコで30日に開業したばかりのアジアと欧州を結ぶ大陸間横断鉄道で、初日から停電などのトラブルが続出している。

大陸間横断鉄道は、アジアと欧州を隔てるボスポラス海峡の地下に開通した海底トンネルを走る。トルコと日本の合弁プロジェクトで建設され、29日の開通式には安倍首相も出席していた。

トルコの国鉄は30日、同鉄道のトンネルシステムで停電があったことを確認した。さらに、乗客が車内の非常ボタンを押したため、数度にわたって「非常事態態勢」を取ったことも明らかにした。

鉄道に対する関心は高く、予想外に多くの乗客が詰めかけたため、大陸間ルートで予定していた停車駅の1つは通過する措置を取ったという。

トルコのDHA通信などが同日伝えたところでは、地元メディアがトラブル発生を受けて鉄道を取材しようとしたところ、治安当局に足止めされ、「映像の撮影は許可しないよう指示されている」と告げられたという。

動画共有サイトのユーチューブには、停止した列車から乗客が降りてトンネル内を歩く様子を映した映像が投稿された。

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