（ＣＮＮ） 国際通貨基金（ＩＭＦ）は２１日、ロシアによる侵攻で経済難に陥っているウクライナに対し、１５６億ドル（約２兆円）を融資することで合意に達したと発表した。
ウクライナとＩＭＦが合意した４年計画の一環として、ＩＭＦ理事会の承認を得たうえで提供される。
ＩＭＦの対ウクライナ支援責任者は、ロシアの侵攻がウクライナ経済に深刻な打撃を与え続けるなかで、同国の復興支援を目指すと強調。
包括的な目標は、極めて先行き不透明な状況下で同国の経済、金融の安定を保ち、債務の持続可能性を回復し、戦後の欧州連合（ＥＵ）加盟に向けた復興を支援することだと指摘した。