ロシア宇宙機関総裁と米元飛行士、ツイッター上で口論に

国際宇宙ステーション(ISS)での協力をめぐり、ロシア宇宙機関の総裁と米国の元宇宙飛行士しがツイッター上で口論となった/NASA

2022.03.08 Tue posted at 17:16 JST

(CNN) ロシアの宇宙機関「ロスコスモス」のロゴジン総裁と米航空宇宙局(NASA)元飛行士、スコット・ケリー氏が国際宇宙ステーション(ISS)での協力をめぐり、ツイッター上で異例の口論を繰り広げた。

ロゴジン氏はこれまで、ロシアがISSでの対米協力を打ち切る可能性に繰り返し言及してきた。

ケリー氏がツイッター上でロシアのウクライナ侵攻とロゴジン氏の脅しを批判したのに対し、ロゴジン氏は同氏をブロックした。

ロゴジン氏は米国側を罵倒して「出て行け」「さもなくばISSの死に罪悪感を抱くことになる」などと投稿した後、まもなく削除した。ケリー氏はロシア語で「どうして削除したのか。自分がどれだけ子どもか、皆に知られたくないのか」と迫った。

ケリー氏はCNNとのインタビューで「ツイッターで口論になったのは初めて」と語った。

米航空宇宙局(NASA)元飛行士、スコット・ケリー氏

ロゴジン氏がロスコスモス制作の動画をシェアしたことに対し、発言せずにはいられなかったという。動画では、現在ISSに滞在している飛行士のうちロシアの2人が米国のマーク・バンデハイ飛行士に手を振って別れのあいさつをしていた。

バンデハイ氏は今月30日、ロシアのソユーズ宇宙船で帰還することになっている。現時点でソユーズは、ISSとの間で飛行士を運ぶ唯一の輸送手段だ。

ケリー氏は、ロシアが米国人飛行士1人を残して帰還することは「考えられない」と発言。だがその直後、ウクライナへの全面侵攻も最初は考えられなかったとして、1人が取り残される可能性もないとはいえないとの立場を示した。

一方、NASAは先週、ロシアが米国の経済制裁に反発してISSから手を引く徴候はみられないと強調していた。

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