アイルランド首相、有権者から逃げる動画が拡散 総選挙直前に支持率低下
しかし、政治評論家らは、同党が現職の呪いの犠牲になる可能性が非常に高いと述べている。世界中の与党は今年の選挙でその地位を維持することができなかった。
アイリッシュ・タイムズが25日に発表した世論調査によると、選挙のわずか5日前に統一アイルランド党の支持が6ポイント低下した。3大政党の共和党、統一アイルランド党、シンフェイン党の支持率はそれぞれ21%、19%、20%。残りの40%を小政党と無所属が占める。
ダブリンの選挙区でメディアに対し発言するシンフェイン党のメアリー・ルー・マクドナルド党首=25日/Paul Faith/AFP/Getty Images
アイルランドの政治家が票を争う重要な舞台の一つはSNSだ。ハリス氏はティックトックやインスタグラムなどを活用していることを自負している。しかしSNSの専門家は、ハリス氏の対抗馬の一部について、同氏よりも活用度合いはさらに高いと指摘する。
同性婚の合法化や中絶禁止の撤廃など、最近のアイルランドの歴史を特徴づける進歩的な社会変革の先頭に立ったのは若い有権者たちだった。
ファレル氏は、今回の選挙によって誕生する政権について、異なる種類の国を引き継ぐことになるとの見方を示した。