ロシアが空爆、子ども5人含む11人死亡 ウクライナ東部

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ロシア軍のミサイルの攻撃を受けた場所で捜索活動を行う救助隊=6日、ウクライナ・ポクロウスク/Donetsk Regional Military-Civil Administration/Handout/Reuters

ロシア軍のミサイルの攻撃を受けた場所で捜索活動を行う救助隊=6日、ウクライナ・ポクロウスク/Donetsk Regional Military-Civil Administration/Handout/Reuters

(CNN) ウクライナ当局は6日、同国東部ドネツク州がロシア軍のミサイル攻撃を受け、子ども5人を含む11人が死亡、8人が負傷したと発表した。

同州のフィラシキン知事がSNS「テレグラム」で明らかにしたところによると、ロシア軍は地対空ミサイルS300でポクロウスクを攻撃。フィラシキン氏は「敵は冷笑的に民間人を攻撃し、私たちに最大限の悲しみをもたらそうとしている」と非難した。

当局がソーシャルメディアで公開した攻撃現場の写真には、救助隊員らががれきの中を捜索している様子や、爆破された少なくとも1台の車が映っている。

ドネツク州では東部戦線の戦闘が展開されており、同州の一部はロシア軍に占領されている。

ウクライナ国家緊急事態局(SES)によると、今回の攻撃で民家3軒が全壊した。現場では捜索・救援活動が続いており、これまでに男性1人ががれきの中から救出されたという。

ゼレンスキー大統領は同日夜のビデオ演説で、「ロシアは常に、テロ国家によるこうした攻撃には相応の報いが伴うことを実感しなければならない。我々は持てる力や自衛力、政治能力で、これを確実にしなければならない」などと述べ、報復を示唆した。

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