カナダのトルドー首相、妻ソフィーさんと離別 「家族であり続ける」

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チャールズ国王の戴冠式で英ロンドンのウェストミンスター寺院を訪れたトルドー首相夫妻=5月6日/Karwai Tang/WireImage/Getty Images

チャールズ国王の戴冠式で英ロンドンのウェストミンスター寺院を訪れたトルドー首相夫妻=5月6日/Karwai Tang/WireImage/Getty Images

(CNN) カナダのトルドー首相は2日、自身のインスタグラムで、妻のソフィー・グレゴワールさんと離別すると発表した。

トルドー氏によれば、ソフィーさんと「多くの意義深く難しい会話」を交わした結果、「別れる決断を下した」という。

「これまで通り、2人がお互いに、そしてこれまでも、これからも築いていく全てに対して、深い愛と敬意を持ち、緊密な家族であり続ける」としている。

トルドー氏はまた、子どもたちに配慮してプライバシーを尊重するようを求めた。

公式の経歴によると、トルドー氏はバンクーバーで教師を数年務めた後、2002年にモントリオールに戻り、そこでソフィーさんと出会った。05年に結婚し、現在は3人の子どもがいるという。

トルドー氏が所属する自由党のウェブサイトによると、ソフィーさんはモントリオール大学でコミュニケーションの学位を取得した後、営業や広告の仕事を経て、テレビやラジオのリポーターになった。

ソフィーさんは昨年の結婚記念日を祝うインスタグラムへの投稿で、2人は「晴れの日も激しい嵐も、その間のどんな出来事も乗り越えてきた。まだ終わっていない」と述べていた。

そのうえで「長期的な関係は多くの点で困難を伴う」「誰ひとり完璧ではないし、完璧な関係など存在しないが、自分の安全を守り、自由と成長を与えてくれる愛だけが真実」などとつづっていた。

2人は今年5月、英首都ロンドンでチャールズ国王の戴冠(たいかん)式に参加。3月には米国のバイデン大統領と面会した。

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