ミャンマー軍政、スーチー氏に罪状5件で恩赦 刑期短縮

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ミャンマー軍政が、収監中の民主化指導者アウンサンスーチー氏に対し恩赦を与えた/Nyein Chan Naing/Pool/AFP/Getty Images

ミャンマー軍政が、収監中の民主化指導者アウンサンスーチー氏に対し恩赦を与えた/Nyein Chan Naing/Pool/AFP/Getty Images

(CNN) ミャンマー軍事政権が1日までに、収監中の民主化指導者アウンサンスーチー氏(78)に対し、5件の罪状で恩赦を与えたことが分かった。

国家統治評議会のアウンリンドゥエ事務局長が発表し、事情を直接知る関係者が詳細を確認した。

同関係者がCNNに語ったところによると、名誉毀損(きそん)や自然災害管理法、輸出入法、通信法違反での有罪判決が取り消された。

スーチー氏は旧軍政下でも数十年にわたって自宅軟禁下に置かれた。文民政権を5年間率いた後、2021年の軍事クーデターで再び拘束された。

選挙不正や収賄を含む罪で有罪となり、懲役3年を含む計33年の刑を科されていた。同関係者によれば、恩赦の結果、残る罪状は14件となり、刑期は21年に短縮された。

最高裁は今後2週間のうちに、スーチー氏の上訴を審理することになっている。同関係者によると、審理は予定通り行われる。

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