ウクライナ陸軍司令官、バフムートの大半は支配下にないと認める

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ロケット砲の準備を行うウクライナ軍兵士=19日、ウクライナ・バフムート近郊/Serhii Nuzhnenko/Radio Free Europe/Radio Liberty/Reuters

ロケット砲の準備を行うウクライナ軍兵士=19日、ウクライナ・バフムート近郊/Serhii Nuzhnenko/Radio Free Europe/Radio Liberty/Reuters

(CNN) ウクライナ陸軍の司令官は21日、ウクライナ軍が東部の激戦地バフムートの大半を支配していないと認めた。だが、同市を取り囲む態勢を維持しているという。

司令官のオレクサンドル・シルスキー上級大将は軍メディアセンターを通じた声明で、「我々が支配しているのはバフムートのわずかな部分だが、その防衛の重要性は変わらない。それにより状況が変われば我々に同市に入る機会を得られ、それは必ず起きる」と述べた。

シルスキー氏によると、ウクライナ軍はバフムート周辺に沿って進み、市の「戦術的包囲」に近づいているという。「状況は困難だが統制下にある」としている。

ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は20日、バフムートの完全掌握を宣言した。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領や政府当局者はロシア側の主張を否定。ウクライナ軍は同市最西端の小さな地域を維持していると述べていた。

CNNは戦地の状況を独自に検証できていない。

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