ロシア極東のシベルチ火山が噴火 高さ20キロの噴煙

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シベルチ火山の噴火で火山灰を浴びた車両を捉えた現地の画像/Head of the Ust-Kamchatsky munic/Reuters

シベルチ火山の噴火で火山灰を浴びた車両を捉えた現地の画像/Head of the Ust-Kamchatsky munic/Reuters

(CNN) ロシア科学アカデミー(RAS)の地球物理学研究所によると、極東カムチャツカ半島のシベルチ火山が11日未明に噴火し、噴煙は高さ20キロに達した。

同研究所はSNS「テレグラム」上で、現地時間の午前1時前に最初の地震活動が観測され、約15時間後も噴火は続いていると報告した。

SNSに投稿された周辺の動画には、火山灰の雲が空を覆い、約90キロ離れた町の道路や車に灰が積もった様子が映っている。

人工衛星のデータによると、噴煙は縦400キロ、横250キロの大きさで、西と南に広がっている。

国営タス通信がRASの話として伝えたところによれば、航空機には危険度が最も高い「赤」の警告が出された。溶岩流は最大で20キロ離れた場所まで到達し、幹線道路をふさぐ恐れもあるという。

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