ロシア傭兵会社トップ、「ソレダル全域」を掌握と主張

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ウクライナ・ドネツク州ソレダルで砲撃を行う戦車を撮影した画像/State Border Guard Service Of Ukraine/Reuters

ウクライナ・ドネツク州ソレダルで砲撃を行う戦車を撮影した画像/State Border Guard Service Of Ukraine/Reuters

(CNN) ロシアの傭兵(ようへい)会社「ワグネル」の創設者でトップを務めるエフゲニー・プリゴジン氏は11日までに、ウクライナ東部ドネツク州での戦況に触れ、ワグネルが「ソレダル全域」を掌握したと述べた。

CNNはこの主張について検証できていない。ウクライナのゼレンスキー大統領は夜の演説で、ウクライナ兵の「勇敢さとソレダルを防衛する不屈の姿勢」に感謝の意を示した。

ウクライナ兵の一人は10日、CNNに対し、ソレダル周辺の状況は「危機的」で「困難」だと語った。

プリゴジン氏はSNSテレグラムに投稿した短いコメントで、ソレダル中心部では「市街戦が起きている」と説明。ソレダルの支配を巡って戦っているのはワグネルの部隊のみであり、ロシア軍はいないとも述べた。

ソレダルはウクライナ東部に位置する岩塩の採掘が盛んな町で、奪取すればロシアにとって軍事的にも商業的にも価値がある。ゼレンスキー氏の側近は9日、ロシアによる奪取の試みを退けたと明らかにしていた。

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