東部ドネツク州の前線、状況は「難しい」 親ロ派幹部

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ウクライナ東部ドネツク州でロシアの支配地域から来た軍人と会談するD・プシーリン氏/Alexander Ermochenko/Reuters

ウクライナ東部ドネツク州でロシアの支配地域から来た軍人と会談するD・プシーリン氏/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派で、自称「ドネツク人民共和国」のトップであるデニス・プシーリン氏は、同州の前線の状況について「難しい」と述べた。ロシア国営RIAノーボスチ通信が伝えた。

プシーリン氏によれば、ロシア軍は前進を続けているものの、望むような速さではないという。

プシーリン氏は、50メートルから200メートルの前進が人口が多い地域の解放に大きな役割を果たしていると述べた。

プシーリン氏は、激しい戦いが続くバフムートとその周辺の状況についても言及した。

プシーリン氏によれば、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の傭兵(ようへい)がバフムートの北東16キロに位置する集落を掃討した。バフムートに対して大規模な攻勢をかけるのに必要な状況を整えているという。

プシーリン氏は、ウクライナのエネルギーインフラに対して行われている攻撃について、攻撃は成功しており、兵站(へいたん)や部隊間の連絡を困難にしていると述べた。

ドネツク市は2014年以来、親ロシア派の分離主義者が占拠しているものの、ウクライナ軍は依然として市から数キロ離れた位置にとどまっているほか、ドネツク州の多くの地域を支配下に置いている。

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