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米国のウクライナ支援、中間選挙後に止まらないことを望む ゼレンスキー氏

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ウクライナ大統領夫妻に単独インタビュー

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、CNNの単独インタビューに応じ、米共和党議員が発信するウクライナ支援に関する「さまざまなメッセージ」に懸念を示し、中間選挙後も米国の超党派からの支援を確保することが自身の最優先課題だと位置付けた。

エネルギーインフラへの攻撃、市民の多大な犠牲、人権侵害など厳しい戦いが続く中、ゼレンスキー氏は国民の士気を高く保つ必要がある。その点で、米国が発信するシグナルは「非常に重要で強力だ」という。

インタビューは中間選挙が行われた翌日に、オレナ・ゼレンシカ夫人も加わって行われた。中間選挙の結果次第では、バイデン米政権が続けてきた軍事支援の流れが変わる可能性がある。

ゼレンスキー氏は「我々は超党派の支援に感謝していて、選挙後も超党派支援が続くことを心から望む」とした上で、「米国のメディア報道で、特に共和党側からさまざまなメッセージが出ている。ウクライナ支援に関連してより注意すべきメッセージであり、ある時点で支援が減らされうることを示すものだ。我々にとっては非常に懸念されるシグナルだ」と語った。

ゼレンスキー氏の発言は、下院共和党トップのマッカーシー院内総務の先月の発言を受けたもの。マッカーシー氏は、共和党が中間選挙で下院を奪還した場合、ウクライナ政府は「白地の小切手を期待できなくなる」と発言していた。

一方、上院共和党トップのマコネル院内総務はウクライナへの支援継続を約束している。

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