米、ロシアに核兵器投入で警告 非公式接触で過去数カ月間

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今年の戦勝記念パレードに登場したロシアの大陸間弾道弾ミサイル「ヤルス」の発射装置/Kirill Kudryavtsev/AFP/Getty Images

今年の戦勝記念パレードに登場したロシアの大陸間弾道弾ミサイル「ヤルス」の発射装置/Kirill Kudryavtsev/AFP/Getty Images

(CNN) 複数の米政府当局者は24日までに、米国が過去数カ月間、ウクライナに侵攻したロシアに対し、核兵器を使った場合には相応の結果を招くと非公式の接触手段を通じて警告してきたことを明らかにした。

この接触手段の詳細や警告した時期などは即座にわかっていない。ただ、米政府当局者は米国務省が関与していることは認めた。

バイデン米政権は、ウクライナ侵攻に備えた兵力集積や侵攻開始の時期に情報機関を通じて機微に触れるメッセージを伝えてきてもいた。

ロシアのプーチン大統領は今月21日の演説で、ウクライナにおける戦況の劣勢が目立ち始めたことを受け、核兵器使用も威嚇していた。

米政府当局者によると、プーチン氏が核兵器攻撃に触れたのは今年2月のウクライナ侵攻の開始以降、初めてではない。ただ、一部専門家は21日の威嚇は過去の類似の言動と比べ、より具体的かつ可能性の拡大をにじませたものと受け止めている。

米中央情報局(CIA)の最高幹部らは公にはロシアが核兵器の使用を準備している兆候はないと説明している。しかし、一部の軍事アナリストらはウクライナでの形勢の不利を踏まえ戦場での威力にとどめる戦術核を投入する事態を危惧してきた。

米情報機関当局者たちは、プーチン氏はロシアあるいは自らの支配体制の存在が危険な局面に陥ったと判断した場合のみ、核の選択肢に頼る可能性があるとみてきた。ウクライナ戦争での敗北への直面がこれに該当するのかどうかは不明となっている。

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