ロシアのウクライナ侵攻、これまでで最も強い言葉で非難 ローマ教皇

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ウクライナの駐バチカン大使と会談するフランシスコ教皇(左)=4月7日撮影/Vatican Media/REUTERS

ウクライナの駐バチカン大使と会談するフランシスコ教皇(左)=4月7日撮影/Vatican Media/REUTERS

(CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、ロシアによるウクライナ侵攻について、これまでで最も強い言葉で非難し、「道徳的に不正で、容認できず、野蛮で、無意味で、忌まわしく、冒涜(ぼうとく)的だ」と述べた。バチカンが声明を発表した。

バチカンの報道機関は、平和の再建と、人命とそれにつながる価値の擁護のため、政治的な立場ではなく祈るよう呼びかけた。

フランシスコ教皇は、ロシアの思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘のダリヤ・ドゥーギナ氏の殺害をめぐる発言で一部から批判を受けていたが、それについても応答した。

ダリヤ氏は8月20日、ロシア首都モスクワで、自動車に仕掛けられていた爆弾が爆発して死亡した。

フランシスコ教皇は先ごろ、「車の座席の下の爆弾で宙に吹き飛ばされたこの可哀想な少女のことを考えている」「罪のない人間が戦争の代価を支払った」などと述べていた。

ダリヤ氏の殺害について、ロシア側は事件はウクライナの治安機関の仕業と主張しているが、ウクライナは一切の関与を否定している。

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