ウクライナ産穀物、「秋には6000万トン滞留の恐れ」 ゼレンスキー氏

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ウクライナ・オデーザの穀物倉庫=6月22日/NurPhoto/Getty Images

ウクライナ・オデーザの穀物倉庫=6月22日/NurPhoto/Getty Images

(CNN) ロシアの海上封鎖でウクライナからの穀物輸出が滞っている問題で、ゼレンスキー大統領は4日、この状態が続くと秋には国内に最大6000万トンの穀物が積み上がるとの懸念を示した。首都キーウ(キエフ)で記者団に語った。

ゼレンスキー氏は、現時点で2200万トンの穀物が輸出できずに滞留していると述べた。

これが秋には約6000トンにも上ることが予想され、「非常に困難な状況に陥る」と訴えた。

同氏は国連と協力して穀物輸出の代替ルートを開設するよう努めていると述べ、「我が国の農家が来年に向け、次の収穫に向けて作業を続けられるように」との熱意を示した。

またウクライナ政府は時間をむだにすることなく、鉄道や河港などからの輸出などを進めていると強調した。

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