仏総選挙 マクロン氏の与党、過半数割れ

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投票箱に向かうマクロン大統領=19日、フランス北部ルトゥケ/Michel Spingler/AFP via Getty Images

投票箱に向かうマクロン大統領=19日、フランス北部ルトゥケ/Michel Spingler/AFP via Getty Images

(CNN) フランス総選挙(下院、定数577)の決選投票が19日に行われ、マクロン大統領が率いる連立与党の議席数は過半数の289議席に届かなかった。マクロン氏は4月に行われた大統領選で再選を果たしたが、2期目の政権運営は制限されたものとなりそうだ。

内務省が発表した最終結果によれば、連立与党は245議席を獲得した。獲得議席は他のどの政党よりも多かったが過半数を割り込んだ。

左派のメランション氏が率いる左派連合が131議席を獲得して2番手につけた。左派連合が最大野党となる見通しだが、一部の論点では分裂も予想されている。

ルペン党首が率いる極右「国民連合」は過去最多となる89議席を獲得した。

マクロン氏は2000年の選挙改革以来、議会選で過半数を獲得できなかった初めての大統領となった。

与党連合は他の政党との連携を模索するとみられている。

今回行われた決選投票は第1回投票と同様に投票率は低調で、棄権した有権者の割合は53%を超えた。

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