コロンビア、ロシアに代わり西側へのエネルギー供給強化の用意

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ニューヨーク証券取引所を訪れたコロンビアのドゥケ大統領/Andrew Kelly/Reuters

ニューヨーク証券取引所を訪れたコロンビアのドゥケ大統領/Andrew Kelly/Reuters

(CNN) コロンビアのドゥケ大統領は、ロシアへの制裁によるエネルギー資源の空白を埋めようと奔走している西側諸国への供給サポートで中心的な役割を果たす準備ができているとCNNに語った。

CNNとのインタビューでドゥケ大統領は「北米と欧州の国々は、ロシアのエネルギー供給にもはや頼ることができないことをもちろん知っている。コロンビアはその問題解決に貢献できるか? 答えはイエスだ」と述べた。

ドゥケ大統領は、コロンビアが増産する準備が整っている分野として従来の石油・天然ガス、クリーンな水素などの再生可能エネルギー、石炭の3つを挙げた。

「コロンビアはすぐさま石炭を増産できる。我々は世界最大の資源をいくつか持っているが、(発電に)使っていない」とドゥケ大統領は語り、ドイツのショルツ首相との直接対話を受けて、同国への石炭供給を増やすと発表した。ドイツは最近、ロシアからの石炭輸入を段階的に廃止する計画を承認した。

バイデン米大統領がウクライナにおけるロシアの行動を「ジェノサイド(集団殺害)」という言葉で表現したことについて問われたドゥケ大統領は、バイデン大統領に同意すると語った。「ウクライナで起きているのはジェノサイドだ。それは止めなければならない。正気の沙汰ではない」と述べた。

コロンビア大統領府の声明によると、ドゥケ大統領はコロンビアへの外国投資を促進し、安全保障と麻薬戦争に関するコロンビア政府の行動を発表するために3日間の日程でニューヨークを訪問している。

11日にはニューヨーク証券取引所を訪れ、12日には国連安全保障理事会の会合に出席した。

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