北朝鮮、新型のICBMを試射 国営メディアが確認

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運搬されるミサイルの前方を歩く北朝鮮の金正恩総書記(中央)/Rodong Sinmun

運搬されるミサイルの前方を歩く北朝鮮の金正恩総書記(中央)/Rodong Sinmun

アナリストらは今回のミサイルについて、通常より高い角度で打ち上げて飛距離を抑える「ロフテッド軌道」で発射されたため他国の上空を飛行することはなかったが、水平距離が長くなる軌道で飛ばした場合には米国全土が射程に入ると指摘した。

大きさも十分であり、核弾頭を1基あるいは複数搭載することも可能だという。ただ今回の試験でミサイルに搭載された物の種類は不明で、その重量が最終的に到達距離を左右することから、実際にミサイルが飛行可能な距離について確実なことは言えないとしている。

またICBMは発射後宇宙空間に到達するため、核弾頭が燃え尽きることなく大気圏に再突入できるかどうかが重要になる。

米ミドルベリー国際問題研究所の専門家、ジェフリー・ルイス氏は「私を含めおそらく(大気圏再突入に耐えることが)可能だろうという者もいれば、それについて懐疑的な者もいる」と指摘。24日のようなテストを通じて、北朝鮮は関連する知見を得ることができるとの認識を示した。

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