ザポリージャ原発付近の戦闘停止、環境放射線は通常の水準 ウクライナ

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火災が発生したウクライナのザポリージャ原子力発電所/ZAPORIZHZHIA NPP

火災が発生したウクライナのザポリージャ原子力発電所/ZAPORIZHZHIA NPP

(CNN) ウクライナ南東部にあるザポリージャ原子力発電所付近で発生した戦闘が停止し、現在の環境放射線の水準は通常であることがわかった。発電所の広報担当が4日、明らかにした。施設での火災は続いているという。

同担当によると、発電所に重大な被害は生じていない。6号機まである発電ユニットのうち稼働しているのは1つだけだという。

同担当は先ごろフェイスブックに、戦闘で少なくとも1つの発電ユニットが攻撃を受け、「多くの技術装置が攻撃された」と述べていた。

ウクライナ当局は同日早く、消防士が火災現場に近づけないと発表。広報担当によると、消防士が到着した際に銃と遭遇して引き返していたという。

ザポリージャ原発のホームページによると、同原発は欧州最大で、ウクライナの電力の5分の1を支えている。原発には6号機まであり、最初のユニットは1984年、6つ目のユニットは95年に電力網に接続した。

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