ベラルーシ国境で暴動、ポーランド警備隊が放水銃を発射も移民が投石

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走って放水銃から逃げる男性/Leonid Shcheglov/Belta/AFP/Getty Images

走って放水銃から逃げる男性/Leonid Shcheglov/Belta/AFP/Getty Images

一方でポーランド警察によると、警察官7人が投げ込まれた物体に当たり負傷したという。

ポーランドの国境警備隊は16日、ブルズギ・クジニツァ国境検問所付近で野営していた移民らが、部隊に向けて石などを投げて「攻撃的な」振る舞いを見せたと発表。ツイッターに「違法な国境越えを防ぐために、攻撃的な外国人に対して放水銃が使用された」と投稿した。

同国の国防省もツイッターに、鉄条網の国境フェンスを越えて石が投げ入れられる中、肩を並べて立ち、群衆に対抗する「盾」となる警察官や兵士の姿を捉えた動画を投稿。この光景を「移民の攻撃」と評するとともに、ベラルーシ当局が移民に「閃光(せんこう)弾」を装備させていると非難した。

ボーランド治安当局の報道官も同日、今回の衝突について、「国境における攻撃の第1波」を成功裏に撃退したとして同国部隊を称賛するツイートを投稿している。

ベラルーシ国営通信は同日、国境地帯の「事態が悪化」しており、移民たちが「あらゆる手段でポーランドにたどり着こう」と試みる中、ポーランド当局は催涙ガスや閃光弾、放水銃を用いて対応し、「寒さの中で人々に水を浴びせている」と報道。「人々は待つことに疲れ果て、強行突破する心づもりでいる」とした。

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