ナイジェリアの州でネットや電話の遮断が7日目に、強盗団の掃討作戦で

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警戒にあたる治安部隊=3月3日、ナイジェリア・ザムファラ/Afolabi Sotunde/Reuters

警戒にあたる治安部隊=3月3日、ナイジェリア・ザムファラ/Afolabi Sotunde/Reuters

ナイジェリア・アブジャ(CNN) ナイジェリア北西部ザムファラ州では、インターネットや電話での通信を遮断する政令が発令されている。横行する盗賊行為や身代金目当ての拉致を掃討することを目指したもので、大半の住民は現在7日目を迎えた遮断措置を歓迎している。

同国の通信規制当局は今月3日、携帯電話のプロバイダー事業者に対して、同州内での通信を2週間、遮断するよう命令。ナイジェリア通信委員会は通信事業者への書簡で、州内における治安面での難題への対処に向け、公安関係機関が必要とされる活動を実施することが出来るようにするため、と説明している。

政令が発令される2日前には、同州マラドゥン地区で公立高校から生徒ら少なくとも73人が拉致される事件が発生。軍当局は、地元で「盗賊」として知られている拉致犯やギャングの潜伏先を狙い撃ちにした急襲作戦に乗り出している。

州政府のメディアアドバイザーを務めるザイラニ・バッパ氏は8日、CNNの取材に近隣のカドゥナ州から応じ、「電話サービスの停止が、盗賊らに対して治安部隊を優位に立たせる」と話した。

ザムファラ州の複数の住民はCNNに対し、たとえ代償を支払うとしても、州内の通信を遮断する政府の判断を支持すると述べた。

住民の1人であるハムダン・シンカフィさんは、「携帯電話網への禁止措置のため、昨日(7日)カドゥナ州に向けてザムファラ州を発った」と説明。「禁止措置は完全に支持している。ザムファラ州の人々の多くも支持している」「出発する前の段階では、兵士らが森の中をかき分けながら盗賊らを捜索していた……今までは皆、盗賊らのせいで恐怖の中で暮らしていた」と話した。

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