イランで大統領選の投票実施、保守派ライシ師の勝利ほぼ確実

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イラン大統領選、有力候補の排除に批判も

イラン・テヘラン(CNN) イランで18日、大統領選の投票が行われた。事前審査で有力候補が次々に失格となり、強硬派ライシ師の勝利がほぼ確実な情勢とみられている。

独走状態のライシ師は保守色の濃い司法長官で、米国の制裁下にある。保守派以外でライバルとなるのは、穏健路線を掲げるヘンマティ前中央銀行総裁のみだ。

穏健派有権者の間では結果は分かりきっているとの見方が多く、投票率は18日午後の時点で、保守派の宗教指導者の想定を下回る見通しとなった。事前の世論調査によると、1979年にイスラム体制が成立して以来初めて、投票率が50%を下回る可能性がある。

最高指導者ハメネイ師は18日午前、最初の1票を投じた後、「あらゆる票が重要となる。投票に来て自分たちの大統領を選んでほしい。国の将来のために重要なことだ」と述べた。

投票時間は少なくとも現地時間19日午前0時まで延長された。選挙監督機関「護憲評議会」の報道官はツイッターで、内務省と調整の上、延長が決まったとしている。

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